お屠蘇とご挨拶
お屠蘇はもともと
屠蘇散という漢方処方でした。
お正月に屠蘇散をお酒に浸し薬用酒とし、
健康を祈願し服用されていました。
昔は作用の強い生薬が多数含まれていましたが、
現代では香りのよい生薬が用いられています。
主に胃腸の働きや免疫を整える生薬と
抗菌作用のある生薬が組み合わさり、
一年の健康を考えて
作られた処方になっています。
屠蘇散を作る時
生薬を粗砕きにするために薬研を用います。
薬研は粉砕機と違い、
すり潰しながら生薬を細かくできるため、
香りの立ち方が格段に違います。
今年も
お世話になった方々や
素問をご利用いただいたお客様の
健康を想いながらお作りしております。
来年も健康で元気に活動できますよう
お祈り申し上げます。
良いお年をお迎えください。